情報
ここでは Windows 仮想マシンのパフォーマンス最適化のために役に立つ情報を説明しています。ご利用環境や用途によって設定は異なる場合もありますので参考にしていただきご自身の環境に最適化してください。
CPU のコア数とメモリサイズの割り当て
Parallels Desktop は、Mac で利用可能な RAM メモリのより一定のサイズを Windows に割り当て、未使用残り分は macOS で使用できるように設定されています。
Windows に割り当てメモリを多くすることで快適に動作しますが、多すぎても Mac の処理速度が低下し、それによって Windows アプリケーションの処理速度も低下する可能性があります。これは、Parallels Desktop が Mac 上で実行されているからです。
※ 最大 8GB まで割り当てることが可能です(Pro Edition の場合は最大 64GB)
設定方法は 仮想マシンへ割り当てる CPU のコア数とメモリサイズの変更方法 をご覧ください。
HDD の設定
仮想マシン上部のメニュー [処理] > [構成]を開き、ハードウェア > ハードディスクより設定変更が可能です。
拡張可能仮想ハードディスクイメージファイルは当初は小さいサイズです。ゲスト OS で仮想ハードディスクにアプリケーションやデータを追加するまでは Mac 上に保存された仮想マシンのデータは大きくなりません。Mac の空き領域を少ない場合には有効な設定です。
しかし、Windows から見たローカルディスクのサイズは上記で設定しているサイズに見えます、不足分は RAM メモリを使用して領域を確保しているためパフォーマンスにも影響があります。
Mac のディスク空き領域に心配がなければ固定容量ディスクで使用したほうがパフォーマンスで有利になります。
Windows の一時停止
仮想マシン上部のメニュー [処理] > [構成]を開き、オプション > 起動ど終了より設定変更が可能です。
Windows アプリケーションが開いていないときに、Windows を自動的に一時停止するよう設定すると、コンピュータのリソースを節約できます。