情報
私たちサポートエンジニアが考える、トラブルシューティングのコツお教えします(その1)
の続きの情報です(その2)です
システム(OS)
何かしらシステムに問題があり不具合が起きることがあります。
システムが起動しなかったり、アプリケーションが起動できない、ファイルが開けないファイルが保存できないなど
タイミングとして多いのがアップデート直後や長期間使用していなかった時、バックアップデータからシステムを復元した時なども問題が起きやすいタイミングです。
表示がおかしい、マウスやキーボードの操作がに反応がない場合など
- システムを再起動してみる
- セーフブートとアクセス権の修復を行ってください
システムが起動しない場合
※アクセス権の修復、再起動を試した後でも改善しない場合に試してください。
- MACのハードウェアの調子が悪い時に試す PRAMリセット
Macを再起動時に「command + option + P + R」を同時に押し続けます。
「ジャーン」とMacの起動音なり、そのまま待つと電源がきれて、また再起動されます。
最低でも3回起動音がなるまでキーから離さない。3再起動繰り返したらキーボードから手を離して結構です。
動作がいつもより遅い 原因CPU占有
アプリケーションフォルダの中のアクティビティモニターを起動してCPUタブを開きます。
上記画像の待機状態が94〜98%くらいになっているのが何もしていないときの状態です。
CPU使用率が高いプロセスがある場合はそのアプリをいったん終了してから起動し直すか、アプリを再インストールします。
- MAC OSXでエラーが出たり動作がおかしい シングルユーザーモードからアクセス権修復を行う
(Macの再起動時に「command + s」を同時押し)
上記の方法でも問題ないですが、シングルユーザーモードで起動して
黒い画面で流れる文字がとまったら下記を入力してENTER。
fsck -fy
処理が終わったら下記
reboot
もしくは
exit
MAC OSXの起動が遅い 起動ディスクの選択
起動時にアップルマークが出てくるまでいつもよ時間がかかる場合は”システム環境設定”を開いて”起動ディスク”を開き
画像の用に起動するディスクを選択します。
これが選択されてないと、起動時にどのディスクから起動すればいいか探してしまうため起動が遅くなります。
MAC OSXの起動、シャットダウンが遅い 再ログイン時にウィンドウを開くを無効にする
システム終了や再起動の時に下記の画面が表示されます。
再ログイン時にウィンドウを開くのチェックをはずして再起動します。
MAC OSXが遅い、様子がおかしい
- キャッシュを削除して再起動する
削除するキャッシュは3つ。Finderから操作できます。
/Library/Caches/*
/System/Library/Caches/*
~/Library/Caches/*
それぞれのCachesディレクトリ内のファイルを全選択して削除します。
その後、再起動するとキャッシュが新しく作られます。
- MAC OSX セーフモードで切り分けする
セーフモードで起動すると自動的にアクセス権修復などを行われます。
(ユーザーが入れたソフトは起動せずに立ち上がります)
セーフモード起動には通常より時間がかかりますが、これで起動できる場合はユーザーが入れたソフトなどの影響で
動作が遅かったり、エラーがでているという事になります。
MAC OSX 新規ユーザーを作って 切り分けする
システム環境設定を起動しユーザーとグループを開きます。
左下のプラスマークから管理者ユーザーを新規で一つ作ります。
一旦今のユーザーからログアウトして今作成して新規ユーザーでログインします。
新規ユーザーでもセキュリティソフトなどは起動してくるのであまり切り分けになりませんが、
ユーザープロファイルの問題であれば、新規ユーザーでは問題は起こらないです。
MAC OSX TimeMachineでトラブルがおこる前の日付に戻す
これは最終手段ですが、どうしても改善できない場合は、トラブルが起こる前の日付に戻してしまう。
(TimeMachineでバックアップを取っている場合しかできませんが)
データは必要ない!という方であれば起動時に COMMAND + Rでリカバリするのが確実です。