これまで WebDAV や Bonjour などを利用して同期を行っていた場合、下記の手順で Omni Sync Server に移行できます。
Omni Sync Server のアカウントをお持ちでない場合は、下記の FAQ を参考に、アカウントを作成してください。
◎ Omni Sync Server にアカウントを作成する
ステップ1:すべてのデバイスを同期させる
移行する前に、すべてのデバイスについて、すでに同期を行っている設定のままで既存のサーバとの同期を実行します。
すべてのデバイスで同期が完了したら、お使いの Mac(複数台の Mac に Omni Focus がインストールされている場合は任意の一台)でもう一度古いサーバとの同期を行います。この Mac をここではメインデバイスと呼ぶことにします。このメインデバイスにある Omni Focus データベースの内容を基盤にするためです。
メインデバイス上の OmniFocus について、メニューバーから「ファイル」>「データベースを再構築」と選択し、データベースの中身を整理します。
さらに万が一に備えデータベースのバックアップを作成します。メニューバーから「ファイル」>「書き出し...」と選択し、表示されたシートの「フォーマット」オプションから「OmniFocus 書類」を選択して任意の場所に保管します。
ステップ2:Mac にある基盤のデータベースを Omni Sync Server に同期する
ステップ1で決めたメインデバイスについて、同期環境設定を Omni Sync Server に変更します。
一番簡単な方法は、アカウントを作成した際に Omni Sync Server から送信されたメール、件名「Welcome to Omni Sync Server!」の本文中程にある「OmniFocus: First Time Configuration」のセクション、下記で始まるリンクをクリックします。
omnifocus:///
(注意:この設定リンクはメールやOutlookなどのメールクライアントで開いてください。Gmailなどのようなウェブベースのメールシステムでは、この設定のリンクを正しく処理できません。ブラウザでしかメールの確認をしない方は、OmniFocus の同期環境設定を使って手動で設定を行ってください。)
リンクをクリックすると、OmniFocus が自動的に起動し、既存の同期設定を置き換えるかどうかを尋ねます。Omni Sync Server で同期を開始するには「設定を置き換え」ボタンをクリックします。パスワードを入力し、「今すぐ同期」の端をクリックすると、Omni Sync Server での初めての同期が実行されます。
ステップ3:ほかのデバイスを同期する
ほかのデバイスにおいて、ステップ2と同様にメールメッセージにある設定リンクをクリックまたはタップして開きます(同様に「メール」アプリなどのメールクライアントで行ってください)。パスワードを入力して、同期を実行します。
残りのデバイスすべてでこの操作を繰り返します。